Hello Dhaka (ダッカ生活情報誌) 2013年版

第9章 その他

≪バングラデシュに関する本≫

     ※2012年11月現在購入可能な書籍

 

1.旅行や生活に関するガイド本

地球の歩き方 :「地球の歩き方」編集室-ダイヤモンド社

バングラデシュ 黄金のベンガル(旅行人ウルトラガイド): 旅行人編集部 編-旅行人

海外生活の手引き 第4巻南西アジア編 : 外務省編集協力-世界の動き社

 

2.バングラデシュについてもっと知りたい人のための概説書

バングラデシュを知るための60章(第2版) :大橋正明、村山真弓 編-明石書店

南アジアを知る事典 : 平凡社

もっと知りたいバングラデシュ: 臼田雅之、佐藤宏、谷口晋吉-弘文堂

 

3.言語(ベンガル語)

ニューエクスプレスベンガル語 : 丹羽京子-白水社

基礎からはじめるベンガル語学習 : ムシン・K・アザド、ムシン・R・スルタナ-国際語学社

ベンガル語会話練習帳 : 奈良毅-大学書林

ベンガル語基礎1500語 : 奈良毅-大学書林

バングラ人もびっくり!超簡単ベンガル語学習 : 竹内僚、アシフル・ラフマン-七海交易

会話重視!ベンガリを話そう (CD、ローマ字発音付き) : 竹内僚、タシン ザカリア-七海交易

 

4.経済開発/社会開発、ソーシャルビジネス、マイクロクレジットなど

援助原論 : 中田豊-学陽書房

援助研究入門 : 佐藤寛-アジア経済研究所

NGOが変える南アジア : 斎藤千宏 他-コモンズ

NGOとボランティアの21世紀 : デヴィド・コーテン他-学陽書房

NGO国際ボランティアレポート バングラデシュでの実践 : 斎藤千宏-明石書店

進化する国際協力NPO : シャプラニール市民による海外協力の会-明石書店

グラミン銀行を知っていますか 貧困女性の開発と自立支援 : 坪井ひろみ-東洋経済新報社

国際福祉論 スウェーデンとバングラデシュ : 藤田雅子-学文社

マネジメント・開発・NGO~学習する組織BRACの貧困撲滅戦略 開発と文化を問う : キャサリン・H・ラヴェル(久木由貴子、久木田純 訳-新評論

南からの国際協力 バングラデシュ・グラミン銀行の挑戦 : 渡辺竜也-岩波書店

ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家 : ムハマド・ユヌス&アラン・ジュリ

(猪熊弘子 訳) -早川書房

村の暮らしと砒素汚染―バングラデシュの農村から : 谷正和-九州大学出版会

バングラデシュ 生存と関係のフィールドワーク : 西川麦子-平凡社

バングラデシュの発展と地域開発 : 向井史郎-明石書店

開発援助とバングラデシュ : 佐藤寛-アジア経済研究所

開発途上国を考える : 青山利勝-勁草書房

村落開発と環境保全 ― 住民の目線で考える : 草野孝久/秋野晃司-古今書院

貧困のない世界を創る ― ソーシャル・ビジネスと新しい資本主義 : ムハマド・ユヌス/猪熊弘子-早川書房

温暖化と自然災害 ― 世界の六つの現場から : 日本地理学会-古今書院

マイクロファイナンス ― 貧困と闘う「驚異の金融」 : 菅正広-中央公論新社

バングラデシュ農村開発実践研究 : 海田能宏 編著-コモンズ

バングラデシュ 農村開発のなかの階層変動―貧困削減のための基礎研究 : 藤田幸一-京都大学学術出版会

貧困削減戦略再考 ― 生計向上アプローチの可能性 : 山形辰史-岩波書店

貧困と経済発展 ― アジアの経験とアフリカの現状 : 大塚啓二郎/櫻井武司-東洋経済新報社

BOPを変革する情報通信技術 ― バングラデシュの挑戦 : アシル・アハメッド/大杉卓三-集広舎 (中国書店)

バングラデシュ農村の初等教育制度受容 : 日下部達哉-東信堂

東南アジア・南アジア開発の人類学 : 信田敏宏/真崎克彦-明石書店

 

5.ビジネス

バングラデシュ経済がわかる本 : 南谷猛、浅井宏、松尾範久-徳間書店

新興国投資丸わかりガイド ワールドインベスターズTV編 : 日本実業出版社

バングラデシュ 経済・貿易の動向と見通し : 世界経済情報サービス

「ネクスト・イレブン」はアメリカの壮大な国家戦略だった ― 新しいドル需要国の誕生とオバマの戦争 : 国谷省吾-実業之日本社

入門NEXT 11がみるみるわかる本 : アジア&ワールド協会-PHP研究所

バングラデシュ投資ガイド : 投資ガイド編集委員会-ジェトロ

アジアにおける工場労働力の形成― 労務管理と職務意識の変容 : 大野昭彦-日本経済評論社

バングラデシュ・パキスタン・スリランカの投資・会社法・会計税務・労務(発行:TCG出版) (海外直接投資の実務シリーズ) : 久野康成-出版文化社

マンガと図解 80分でわかるCLMB-カンボジア、ラオス、ミャンマー、バングラデシュ (マンガと図解 80分でわかるシリーズ) : ATパブリケーション編-ATパブリケーション

新興国20ケ国のこれからがわかる本 : レッカ社編、門倉貴史監修-PHP研究所

グラミンフォンという奇跡 ― 「つながり」から始まるグローバル経済の大転換 : ニコラス・P.サリバン/東方雅美-英治出版

おしゃれなエコが世界を救う ― 女社長のフェアトレード奮闘記 : サフィア・ミニー-日経BP社

アジアビジネスモデル60 ― 進化する地域戦略とクロスボーダー展開 : 加藤修-エヌ・エヌ・エー

 

6.歴史・政治

危ういジャーナリズム― 途上国の民主化とメディア : 杉下恒夫-日本評論社

ベンガル歴史風土記 : 小西正捜-法政大学出版局

バングラデシュの歴史―二千年の歩みと明日への模索 : 堀口松城-明石書店

 

7.社会学・地理学・文化人類学

岩波イスラーム辞典 : 大塚和夫-岩波書店

新イスラム辞典 : 佐藤次高 監修-平凡社

バングラデシュ民衆社会のムスリム意識の変動 : 高田峰夫-明石書店

聖者たちの国へ ― ベンガルの宗教文化誌 : 外川昌彦-日本放送出版協会

宗教に抗する聖者 ― ヒンドゥー教とイスラームをめぐる「宗教」概念の再構 : 外川昌彦-世界思想社

バングラデシュの海外出稼ぎ労働者 : 長谷安朗、三宅博之 編- 明石書店

神の棄てた裸体 ― イスラームの夜を歩く : 石井光太-新潮社

南アジアの国土と経済 第2巻 バングラデシュ : BLCジョンソン-二宮書店

河辺の詩― バングラデシュ農村の女性と暮らし : ケティ・ガードナー/田中典子-風響社

七人の女の物語 バングラデシュの農村から : ロキア・ラーマン・カビール-連合出版

アジアの子ども (財) : アジア保健研修財団-明石書店

国境を越える―滞日ムスリム移民の社会学 : 樋口直人-青弓社

発展途上国の教育と学校 : 豊田俊雄-明石書店

発展途上国の市場とくらし : 鳥居高 編 アジア経済研究所-明石書店

インド大地の布 ― 岩立広子コレクション : 岩立広子-求龍堂

きみにもできる国際交流3巻 バングラデシュ : 佐藤宏-偕成社

土器づくりからみた3つのアジア‐エジプト・台湾・バングラデシュ― (創成社新書) : 斎藤正憲 -創成社

ベラン世界地理大系 <12>インド・南アジア : 星埜守之 田辺裕/竹内信夫-朝倉書店

 

8.ノンフィクション、旅行記、滞在記、手記等

ダッカへ帰る日・故郷を見失ったベンガル人 : 駒村吉重-集英社

頼もしいアジアの友人たち : 久保田誠一-スリーエーネットワーク

バングラデシュに生きて 死の陰の谷より : 宮崎亮・安子-新教出版社

大豆料理から広がった女性たちの台所の交流 バングラデシュ訪問12回の記録 : 全国友の会-婦人之友

たみちゃんと南の人びと①②③ : 神奈川県渉外部国際交流課企画-明石書房

死から生へ ― 戦火のバングラデシュに留まって : ジム・マッキンリ/宮崎亮-新教出版社

思い出に残る海外生活 バングラデシュ : 渡慶次重美-日本図書刊行会

5万4千円でアジア大横断 : 下川裕治-新潮社

アジアからの留学生ニッポンで起業する! : 安田竜平/板垣利明-同友館

ビンボー結婚したものの…。 : ブー子-ミリオン出版

秘境添乗員 : 金子貴一-文藝春秋

アジア裏世界遺産 ― とんでもスポットと人を巡る28の旅 : マミヤ狂四郎-情報センター出版局

おじさんバックパッカーのアジア一人旅 : 馬場直之-文芸社

バングラデシュで玉の輿 : 黒川あづさ-中央公論新社

裸でも生きる : 山口絵理子-講談社

国をつくるという仕事 : 西水美恵子-英治出版

天使の舞い降りた国から : アジズル・バリ-アートヴィレッジ

歌声は心をつなぐ ― 佐藤しのぶ出逢いのハーモニー : 佐藤しのぶ-東京書籍

ダッカの55日 : 大嶽洋子/大嶽秀夫-中央公論新社

ノーレン君の目が見えた!- 宮崎亮/加藤秀-偕成社

アジアンパートナー : 営子/モアゼム フセイン他-スリーエーネットワーク

惑星の思考 ― <9・11>以後を生きる : 宮内勝典-岩波書店

密林に愛の光を : 宮崎亮/加藤秀-偕成社

ぼくの夢は学校へ行くこと バングラデシュ紅茶畑の軒下教室から : 今西乃子-佼成出版社

バングラデシュ勤務を命ずる : 高島克彦-文芸社

バングラデシュに嫁いで40年、バングラデシュは私の第二の故郷 : 神部フセイン営子-自費出版 eikohussain@hotmail.co.jp

9.写真集

バングラデシュを撮る : 橋本龍-岩波書店

水と生きる ベンガル・デルタの人と風土 : 竹内敏信、飯沼俊子-出版芸術社

水と大地の詩(うた)バングラデシュ : 写真:吉村繁 文:白石かずこ- 岩波書店

 

10.料理・食文化

おいしいバングラデシュ世界探訪 食と風土- ガゼット出版

バングラデシュ : 旅行人編集部 編-旅行人

アジア・カレー大全  : 旅行人編集部-旅行人

とっておきのインド・ベンガル料理 : 佐々木裕子、桐田和雄- マガジンハウス

世界のカレー料理 : 酒井美代子-白夜書房

 

11.文学

花の香りで眠れない : フマユン・アザド、鈴木喜久子 訳-てらいんく

ギタンジャリ(レグルス文庫): ラビンドラナート・タゴール、森本達雄 訳-第三文明社

タゴール(Century Books-人と思想) : 丹羽京子-清水書院

人間の宗教(レグルス文庫): ラビンドラナート・タゴール、森本達雄 訳-第三文明社

タゴール著作集 : ラビンドラナート・タゴール-第三文明社

ひと : ラビンドラナート・タゴール、高橋亮 監修- 本の泉社

 

12.その他

発展途上地域日本語文献目録  : アジア経済研究所

近代建築世界一周 – Modern architecture 101 : 桜本将樹-Art Design Publishin

ヒマラヤ世界 ― 五千年の文明と壊れゆく自然 : 向一陽-中央公論新社

わが祈りの座 ネパール・バングラデシュ・日本 : 俵さん石川さんと共に歩む会-新教出版社

地球異変 : 朝日新聞社-ランダムハウス講談社

≪インターネット・リンク集≫ -便利なウェブサイト-

 

1.日本人会

 ダッカ日本人会 http://dhakanihonjinkai.jimdo.com/

 

2.政府機関のウェブサイト

 外務省(バングラデシュの概要など)http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bangladesh/index.html

 在バングラデシュ日本国大使館(大使館の活動、査証情報など) http://www.bd.emb-japan.go.jp/

 国際協力機構(JICA)(経済協力プロジェクトなど)  http://www.jica.go.jp/

 国際協力機構(JICA)バングラデシュの生活情報 http://www.jica.go.jp/regions/seikatsu/

 ジェトロ・ダッカ事務所(バングラデシュの経済統計など)

      http://www.jetro.go.jp/bangladesh (英語サイト)

      http://www.jetro.go.jp/biz/world/asia/bd/ (日本語サイト)

 

3.バングラデシュの安全情報や健康管理情報

 外務省海外安全  http://www.anzen.mofa.go.jp/

 海外勤務健康管理センター(海外医療・感染情報)http://www.johac.rofuku.go.jp/

 

4.ニュース

 bdnews24.com(通信社によるニュース速報)http://www.bdnews24.com

 The Daily Star(英字新聞サイト)http://www.thedailystar.com

 New Age(英字新聞サイト) http://www.newagebd.com/

 The New Nation(英字新聞サイト)http://www.ittefaq.com/

 

5.子女教育・子育てについての情報

 ダッカ日本人学校   http://www.jsdhaka.com/

 海外子女教育振興財団    http://www.joes.or.jp/

 帰国生 母の会 「フレンズ」  http://www.ne.jp/asahi/friends/kikoku/

 海外出産・子育てネット   http://www.caretheworld.com/

 

6. 投資・通商関係

 バングラデシュ投資庁(Board of Investment:BOI)   http://boi.gov.bd/

 日本バングラデシュ商工会議所(JBCCI)  http://www.jbccibd.com/home.php

 バングラデシュ歳入庁(National Board of Revenue: NBR、税制/関税等について)   http://www.nbr-bd.org

 

7.代理店

 ㈱プリディアス・ジャパン (日本語での問合せ・相談・日本円の支払いも可能なダッカ滞在支援サイト)  http://www.dhaka.jp/

 H.I.S.ダッカ支店(旅行・ビジネス視察・ツアー問合せ等を日本語で)  http://ameblo.jp/his-dhaka/

 日通ペリカントラベルネットバングラデシュ (ホテル・ツアー・空港送迎・ガイド各種現地価格での予約を日本語で)  http://www.pelican-travel.net/bangladesh/

 

8.観光・イベント・レストラン情報・その他

 バングラデシュ観光案内所(青年海外協力隊員による日本語情報サイト)  http://www.yaplog.jp/bangladeshu/

 ダッカ・コーリング(イベント情報、お店一覧、フライトスケジュールなど)  http://www.dhakacalling.com 

 All Events.in DHAKA(ダッカ市内におけるイベントを地図情報付きで表示)  http://www.allevents.in/Dhaka

 Dhaka☆Snob.com(レストラン、ショッピング等情報豊富)  http://www.dhakasnob.com

 バングラのアツイ日々(Naokoさんのブログ・生活情報豊富)  http://bangladays.blog99.fc2.com/

 空港(Hazrat Shahjalal International Airport)の公式HP(フライトインフォメーション等)    http://www.flightstats.com/go/Airport/airportDetails.do?airportCode=DAC

 カタカナ ベンガル語(adachiさん作成の指さしベンガル帳)   http://bit.ly/aFrVuR

 

*コラム 【イスラム教徒について知ろう!】        

<イスラム教徒の教え>

イスラム教徒の教えは、次の6信5行から成り立っている。

* 6つの信仰

1. 神が唯一絶対の存在である事を信じる事。

2. 神の天使たちを信じる事。

3. 神よりの諸経典を信じる事、特にコーランはその完全最後のものである。

4. 神よりの予言者達を信じる事、特にムハムマドは最後の使者である。

5. 審判の日、そして死後の世界のある事を信じる事。

6. 人には定められた運命のある事を信じる事。

* 5つの行い

1. 信仰の告白 - アッラーの他に神はなく、ムハムマドはアッラーの使者と唱える。

2. 1日5回の礼拝

3. 断食

4. 喜捨

5. 巡礼と生贄

<イスラム教徒の習慣>

イスラム教徒が必ず行っている習慣がいくつかある。

1. 男の子の割令

衛生的によいことだという意味で、イスラム教徒の男の子は10歳位までにする。大きくなってすると術後の経過が悪いそうである。最近は出産を病院やクリニックでするので、普通に生まれた赤ちゃんにはそこですることもあるという。

2. アキカという行事

アキカは我が子が丈夫に育つようにと願う行事で、アッラーに生け贄をささげるのである。男の子は山羊を2匹、女の子なら1匹を犠牲にする決まりがある。その肉で大御馳走を振る舞う家庭もあるし、肉をそのまま配るだけの家庭もある。アキカをする時期もまちまち。待望の末に授かった男の子のアキカは、当然早めに盛大にやっている。

3. 右手左手の使い分け

昔から不浄な物を触るのは左手、食べ物や大事な物を扱うのは右手でする習慣になっている。子供までよくしつけられている。今でもバングラデシュは排便排尿後、トイレットペーペーがあってもその後で水で、それも左手で洗う習慣になっている。お金の支払い等左手でしたら相手が気を悪くする筈なので、気をつけるように。

4. メッカの方角

聖地・メッカはバングラデシュの西の方角なので、寝る時など足を西に向けないようにする。

<イスラム教徒の主なお祭り行事>

断食明けのお祭り(イードル・フィトル)と生贄を捧げるお祭り(イードル・アズハー)がイスラム教徒の大きな行事。日常はお祈りもしない不熱心な信者も経済的に可能ならこの行事はしている。強制ではない。

断食明けのイードは、1ヵ月間の断食を完全に果たした事をよろこびあうお祭りで、断食をしなかった人も、この日は日本の正月のように、皆新調した衣服を着て、友人宅や親戚を訪問しあい、ご馳走しあう。男性同志は、その日だけは、お金持ちも貧しい人も区別なしに抱き合って祝いの挨拶をかわす。年賀状のようにカードの交換もする。年長者にご挨拶をしてお年玉のようにお金を貰う習慣もある。もともとイスラム教徒の断食は、経済的に貧しくて食べられない人の苦しみを自ら体験して、その辛さを知る事が目的。年に一度1ヵ月間(月暦で数えるので毎年ずれる)日の出から日没までの12時間ぐらい断食をする。断食は飲食だけでなくさまざまな欲望、タバコもセックスも断つ。

生贄を捧げる日のイードには歴史がある。昔イブラヒムという宗教の指導者がアッラーに“私を本当に尊敬しているならばあなたが一番愛しているものを私に犠牲してみせなさい。”そう言われたイブラヒムは最愛の息子を生贄として捧げるために山奥へ連れていった。そして息子に目隠して横に倒し捧げようとした。でもその瞬間羊が息子と入れ替わり、羊が犠牲になった。神はイブラヒムの信心をみて、羊と息子を交換なさったのだ。それからこの行事が始まった。毎年一回4足の動物、例えばラクダ、羊、山羊、牛等を生贄として神に捧げる。ただしこの行事は経済力のある人がすればいいのであって、普段肉を食べられない貧しい人たちに分け与える精神の実行なのである。宗教的手順で殺された動物はすぐその場で皮が剥がされる。バングラデシュでは毛皮が輸出品目になっているのでこれらの皮は貴重なもの、丁寧に剥がされる。それから肉を切り分ける。肉屋らしき者と家の者が一緒になって肉を骨もいっしょに同じサイズにブツ切りにし全部ミックスする。宗教的にはミックスされた総量の1/3を乞食等貧しい人に、1/3を親戚友人に、残り1/3を自分達で食するという分配ルールがある。

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